【久留米・佐賀 医療保険 最新ニュース】十分な貯蓄があれば医療保険はいらない?
- 2021.08.23
ネットの情報などで、「医療保険不要論」がささやかれていますが、
十分な貯蓄があれば、医療保険は本当に要らないのでしょうか?
日本は社会保障が充実しているから必要ない?
高額療養費制度について
日本は、国民皆保険といって、健康保険の社会保障制度が充実しています。
健康保険には高額療養費制度という制度があり、ひと月の医療費の上限は収入によって決められています。
高額療養費制度についてはこちら
例えば、年収が500万円のサラリーマンが、
ひと月の医療費が100万円かかった場合の自己負担は、
80,100円+(1,000,000円ー267,000円)×1%と計算し、
87,430円となります。
この金額だったら、貯蓄でも十分に賄えるかもしれません。
ただし、入院期間がひと月で済めばいいのですが、
入院期間がふた月にまたがった場合、
87,430円×2か月分で、174,860円となります。
入院計画を立てて入院する日を決めることができればいいのですが、
突然体調が悪くなって入院することもあります。
入院期間がふた月にまたがる場合の経済負担に耐えれるかどうか、
その点も考えるようにしましょう。
自営業の場合は、社会保障が手薄
サラリーマンの場合は、健康保険の被保険者であれば、
「傷病手当金」という制度があるので、
仕事を休んでも健康保険から「傷病手当金」をもらうことができます。
(出典:全国協会けんぽ「病気やケガで会社をやすんだとき(傷病手当金)」)
けれども、自営業者の場合は、
仕事を休んだらその分、収入も減ります。
仕事の内容によっては、入院中も病室でパソコンさえあれば、仕事ができるかもしれません。
けれども、入院中に仕事をする場合、大部屋でも大丈夫でしょうか?
入院中でも仕事をする場合、個室で誰にも気兼ねをせずに仕事をしたいのではないでしょうか?
もしも、自分が入院することになったら、
大部屋でもいいか、個室がいいかその点も事前に考えておきましょう。
蓄えているお金には利用目的はありませんか?
貯蓄があるから医療保険は要らないという方もいらっしゃいます。
その貯蓄の目的は何でしょうか?
お子様の教育費
住宅購入費用
車の買い替え費用
家のリフォーム費用
将来の老後のためのお金
などなど、利用目的を決めて貯めているのではないでしょうか?
その場合、突然入院することになったら、
その貯蓄を取り崩すことになります。
医療保険は、
急な入院や手術の場合でも、
大切な貯蓄を守ることができます。
ネットの情報をうのみにしない
確かに、十分な貯蓄があれば、医療保険は必要ない人もいます。
でも、その方の状況によっては、
貯蓄があっても、医療保険が必要な場合もあります。
大切なことはネットの情報をうのみにしないことです。
ネットの情報をうのみにして、生命保険を解約した後、
突然一家の大黒柱が亡くなったケースもあります。
生命保険を解約していなかったら
残された家族は、お子様に十分な教育を受けさせることができました。
描いていたライフプランが崩れることもなかったと思います。
確かに過剰な生命保険の加入は資産を目減りさせることになりますが、
その家庭に必要な保障額というのがあります。
あふれている情報をうのみにせず、
自分に必要な保障は何かを見極めて生命保険選びをしていただきたいと思います。
ほけんのマルシェでは、
お客様のライフプランの実現に必要な保険のご相談を受け付けています。
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